アルセロール・ミッタル・フランス: Sciformaでプロジェクト管理の合理化と標準化を行う
About ArcelorMittal

アルセロール・ミッタル社は鉄鋼生産の最大手。グループは60ヶ国に245,000人の従業員を擁し、2012年の売上高は840億ドル。フランスでは20,000人を超える正社員を雇用し、5基の高炉(ダンケルク3基、フォスシュルメール2基)で年間1100万トンの粗鋼を生産している。40年ほど前に統合されたフォスシュルメールはマルセイユの西、50kmに位置し、オイルとガスのパイプライン用に幅広いタイプのスチールを生産している。120種類以上のスチールを年間平均350万トン生産している。

 

場所
分野
An unique system of record

"ITメンテナンス作業は、弊社グループ内に展開されている国際製造標準にしたがって実行されます。標準では、ブレークダウン数や生産停止時間などの指標を記録する必要があります。こういったデータは以前は複数のシステムに分かれて記録されていましたが、Sciformaを使ったファクトシートシステムのおかげで生産性が向上し、メンテナンス作業の時間も短縮されました。"

ローラン・ボードワン
アルセロール・ミッタル・フランス社フォスシュルメール事業所NPEC部のサポート・メソッド・ツール・プロジェクト担当
Seeking to Simplify Work of Project Managers

フォスシュルメール事業所は、情報システム管理サービスを中心とした生産部門へのサポートを提供する新規プロジェクト・エレクトロニクス・IT部(NPEC)の本拠である。この部門では、プロジェクト管理をメインに、プロジェクト管理方法の検討やアプリケーションポートフォリオ管理のサポート、ユーザーサポートなどの幅広い業務を実行している。「部門内の多数のチームがExcelを始めとするさまざまなツールを使ってプロジェクト管理を行っていました。多様なツールが使われていたため、信頼性の高い統合レポートを作ることが難しく、また実際の作業時間をトラッキングするかどうかなど、チームによって管理方法もバラバラでした。」とアルセロール・ミッタル・フランス社フォスシュルメール事業所NPEC部のサポート・メソッド・ツール・プロジェクト担当のローラン・ボードワン氏は説明する。

ビジネスドライバーと要件
一元化と標準化による効率改善

「レポートの問題に加え、ユーザーからの要求を集中管理し、工程計画を改善し、品質やトレーサビリティまたは指定された規格に準拠する特殊なプロセスの実行など、顧客ごとの特殊な要求を考慮できる方法を探していました。要するに、プロジェクト・マネージャの作業を簡略化し、工程の計画とモニタリングでの二重のデータ入力を避け、プロジェクト・ポートフォリオ・マネジメント機能も備えたソリューションを探していたのです。目標は、作業の標準化と情報の集約による効率の改善でした。」

ビッグバンを避ける

「数回に分けて、チームごとに機能を導入することで、ビッグバンを避けるのが目的でした。優先課題は工程のモニタリングと計画管理、次にプロジェクトの説明、制約、リスク管理までスコープを拡げ、最後に実作業のモニタリング、決定プロセス、未解決の課題を処理しました。」とローラン・ボードワン氏は続ける。

柔軟なセットアップ

「コスト、セットアップの柔軟性、使いやすさを総合判断し、最終的にSciformaを選択しました。Sciformaの大きな特徴の一つは、構成が簡単な多数のエクステンションを持ったターンキーソリューションでありながら、驚くほど柔軟性に富んだそのセットアップです。実際にビジネスユーザーがモックアップの作成に関わったことで、チームの結束が強まり、移行プロセスもスムースでした。」

すべてのプロジェクトデータを1つのPPMシステムに一元化

プロジェクトは企業戦略そのもの

ばらばらのツールを使っていれば、データは活用できず、素早い意思決定も困難。すぐに解決しましょう。

Sciformaソリューション
段階的な拡張

ソリューションの多機能性と段階的な実装の可能性が、NPEC部がSciformaを最終的に選択した2つの理由でした。「同レベルの他社のソリューションは実装がより難しく、安価なものでは機能が不足していました。」とローラン・ボードワン氏は説明します。

"Sciformaを使うことで、作業記録、プロジェクト始動、工程計画、ワークフロートレーサビリティ、保全作業管理、レポーティングなど、多くの分野で進歩することができました。ソリューションを拡張し、見積り管理、機能要求、既存の内部システムとの連携といった新たな要件をカバーするためのしっかりとしたベースが整いました。"

Laurent
EITN
実現された利点
レポーティング

Sciformaのおかげで、ばらばらな情報を統合する必要もなく、監視するすべての作業のレポートがすぐに見られるようになりました。Sciformaが生成するレポートは、PDFやExcelファイルとして配布できるので、柔軟性に優れています。「予算の計算にもレポート機能を使っていますが、ここでも複数のピボットテーブルを統合する必要なしに、すぐに明確なヴィジョンを得ることができます。」とローラン・ボードワン氏は指摘する。

標準化

アルセロール・ミッタル社の2番目の目的は、チームのプロジェクト管理作業の標準化です。「Sciformaをすべてのチームに実装したことで、管理作業が大幅に合理化されました。ユーザーが仮定、制約、予測を立てると、Sciformaが自動的にレポート(プロジェクトステートメント)を生成します。さらにプロジェクト進捗レポートで、実際のコスト、決定事項、計画、実施された作業についての完全な状況を把握できます。この作業標準化は横断プロジェクトの一部で、その成果もSciformaで確認できます。」とローラン・ボードワン氏は説明する。

トラッキング

さまざまなレベルでのモニタリングが実装され、それを使ってプロジェクト・マネージャはプロジェクトの進捗を計測し、チームリーダーはチームが関わるすべてのプロジェクトの全体を把握しています。最上位レベルでは、IT部門全体をカバーしています。「さまざまなレベルでのモニタリングが、企業幹部に提出する報告書の作成に役立つと同時にユーザーに自分の要求の進捗状況を知らせる訳にも立っています。」とローラン・ボードワン氏は続ける。「また、Sciformaは予算の管理にも有効で、(プロジェクトの中止決定といった)必要な調整を行ったり、インパクト分析にも秀でています。見える化が促進され、予測能力が向上しました。」