UMB Financialは、米国ミズーリ州カンザスシティに本社を置く金融持株会社で、顧客に銀行サービス、 決済ソリューション、 資産サービス、 機関投資管理を提供しています。ミズーリ、 イリノイ、 コロラド、カンザス、オクラホマ、ネブラスカ、アリゾナ、 テキサス州で、銀行、資産管理業務を展開しています。子会社の中には、投資信託会社、代替投資期間にサービスを提供する会社や、機関投資家と個人投資家向けに株と固定収入の戦略を提供する投資アドバイザーも含まれます。
弊社では常に75の大規模ガバナンスプロジェクトと数百のガバナンス以外の小規模プロジェクトを抱えています。さらに各マネージャは、プロジェクト外作業を計画するプロジェクトを持っています。
UMB社の副社長兼ITマネージャへのインタビューを通し、UMBがSciforma PPMを使ってどのように問題を解決したかが明らかになりました。
UMB Financialでは、IT、PM、BA、QA部門のリソース管理にSciformaを使っています。これらのリソースで、ITガバナンスのプロジェクトポートフォリオを実行するプロジェクトチームが構成されます。これらリソースの作業予測とアドミやサポートなどのプロジェクト作業と組合せ、多部門にまたがるキャパシティ管理を行っています。弊社では常に75の大規模ガバナンスプロジェクトと数百のガバナンス以外の小規模プロジェクトを抱えています。さらに各マネージャは、プロジェクト外作業を計画するプロジェクトを持っています。
Sciformaの導入前は、一連のスプレッドシートを使ってリソースを計画していました。別のシステムにプロジェクトレベルの作業時間が登録され、PMは自分のPCを使ってMS Projectでスケジュールを立てていました。実績は、時間管理システムからエクスポートされたものを手動でプロジェクトスケジュールとリソース配置スプレッドシートに反映させていました。さらに実績時間の調整とステータスミーティングの後で、各種レポートテンプレートにデータを手動で入力していました。


すべてのプロジェクトデータを1つのPPMシステムに一元化
プロジェクトは企業戦略そのもの
ばらばらのツールを使っていれば、データは活用できず、素早い意思決定も困難。すぐに解決しましょう。
第一の理由は、高いカスタマイズ性です。カスタマイズによって、アプリケーションが弊社のSDLCプロセスに従うように調整することができました。また、複数の独立したシステムをまとめることもできました。リスク、教訓、プロジェクトスケジュール、タイムシート、キャパシティプランニング、ポートフォリオプランニング、プロジェクトアカウンティング、リソーステーブルなど、多くのシステムがSciformaに統合されました。

計画と実績登録の両方の詳細レベルと説明責任能力が上がったので、計画により多くの時間を割けるようになりました。
客観的に証明するのは難しいのですが、期待以上の結果を出しているのは確かです。希望していた利益はすべて確実に得られただけでなく、それ以上が見込めます。計画と実績登録の両方の詳細レベルと説明責任能力が上がったので、計画により多くの時間を割けるようになりました。その分、レポート作成やステータス会議、個別システムからのデータの取りまとめなどの作業に割く時間は減っています。
最大の利点は、以前はばらばらのシステムに記録されていたデータが1つのアプリケーションにまとめられたことです。一本化されたリソーステーブルのような単純なものからダイナミックレポートのように複雑なものまで、今ではSciformaがないとやっていけません。データの集積とレポートの作成に多大な時間をかけていた昔と比べると、プロジェクトとキャパシティプランニングにより多くの時間を掛けることができるようになりました。
ユーザーへの付加価値提供やプロセスの単純化のために、継続的に機能を追加しています。システム管理者は1名ですが、彼は同時に構成管理のスペシャリストでもあり、サポート業務の合間をぬって機能の拡張と強化を行っています。今後の拡張・強化のバックログとこれまでに実装した拡張・強化の長いリストがあります。実装から1年が経ちましたが、他の部門でもSciformaを使いたいとの声が上がっています。